パンダが日本からいなくなって随分時間が
たつ。なんで喧嘩しているのだろう。
私たち人間もまた動物の一員です。しかし便利さが成熟した現代社会では、身体は使われる機会を失い、本能は眠ったまま。運動不足や慢性的な疲労、心身の不調を抱える人が増えています。本書は、動物たちが自然界で体をしなやかに保ち続ける秘密にヒントを得た、新しい視点のボディメイクを提案します。 動物たちは生きるために動き、生きるために鍛えています。ライオンが走るのも、鳥が空へ舞い上がるのも、本能が導く自然な身体の使い方によるものです。本書で紹介するトレーニングは、この「生命の原理」に基づいたシンプルなメソッド。プッシュ、プル、スクワットなどの基本動作を中心に、誰でもできる自重トレーニングを通じて、身体本来の機能を取り戻します。 特別な道具は不要。自宅でできる「簡単トレーニング」を続けることで、姿勢改善、基礎代謝向上、体幹強化を実現し、健康的で美しい体へ導きます。「なぜ動くのか」「なぜ鍛えるのか」――その答えを本能と身体のつながりから解き明かし、あなたの心にも火を灯す一冊です。

エリマキトカゲは、首の周りにある大きな「えり飾り」が特徴的なトカゲです。危険を感じると、
えりを傘のように広げて相手を威嚇します。
エリマキトカゲは、オーストラリア北部やニューギニア南部の森林に生息しています。
普段は木の上で生活し、昆虫やクモ、小型のトカゲなどを食べます。体長は尾を含めると約60~
90センチになることがあります。
危険が迫ると、次のような行動を見せます。
首のえりを大きく広げる
口を開けて相手を威嚇する
後ろ足だけで立ち上がる
二本足で素早く走って逃げる
えりを広げるのは、実際よりも体を大きく見せるためです。えりには鮮やかな黄色や赤色があり
、敵を驚かせる効果もあります。
ただし、いつもえりを広げているわけではありません。普段は首の周りに折り畳まれています。
「トカゲ」は特定の一種類だけを表す名前ではなく、爬虫類の大きなグループを指します。世界
には非常に多くの種類がいて、大きさや生活方法もさまざまです。
日本でよく見られる代表的な種類には、次のようなものがあります。
ニホントカゲ
ニホンカナヘビ
ヤモリ
イグアナ
カメレオン
ニホントカゲの子どもは黒っぽい体に黄色のしま模様があり、尾が鮮やかな青色をしています。
成長すると体の色は褐色や茶色に変化します。
トカゲの多くは昆虫やクモなどを食べますが、イグアナのように植物を中心に食べる種類も
います。
比較項目 | エリマキトカゲ | 日本で見られる一般的なトカゲ |
主な生息地 | オーストラリア北部・ニューギニア南部 | 日本各地 |
体長 | 約60~90センチ | 約15~25センチ |
特徴 | 首の大きなえり | 細長い体と長い尾 |
主な生活場所 | 木の上 | 地面や草むら |
危険時の行動 | えりを広げて威嚇する | 素早く逃げる、尾を切る |
主な食べ物 | 昆虫、クモ、小動物 | 昆虫、クモなど |
多くのトカゲは敵に襲われると、自分で尾を切り離して逃げることがあります。切れた尾がしば
らく動き続けるため、敵が尾に気を取られている間に本体が逃げられるのです。
尾は再び生えてくることがありますが、元の尾とまったく同じ形には戻りません。また、尾に
は栄養が蓄えられているため、トカゲにとって尾を切ることは大きな負担になります。
日本では1980年代に、エリマキトカゲが後ろ足で走る姿を使ったテレビCMが放送され、大
きなブームになりました。走って逃げる姿の面白さと、首のえりを広げた独特の姿が注目され
たのです。
エリマキトカゲもトカゲの仲間ですが、首の大きなえりと二本足で走る姿が大きな特徴です。
一方、日本の身近なトカゲは、素早く逃げたり尾を切ったりして身を守ります。
どちらも「敵と正面から戦う」というより、驚かせたり注意をそらしたりして逃げることが得
意な爬虫類です。
小犬と虎